【体験記】港の街で猫と謎を解く『Catrip横浜みなとみらい』に参加してきた

【体験記】港の街で猫と謎を解く『Catrip横浜みなとみらい』に参加してきた

目次

『Catrip横浜みなとみらい』とは

『Catrip(キャトリップ)』は、スクウェア・エニックス×JR東日本が手掛ける「イマーシブ ミステリーウォーク」です。街を実際に歩きながら、LINEを通じてストーリーと謎解きが進んでいく体験型イベントです。

2025年10月にスタートした第1弾『Catrip上野』に続く第2弾として、今回の舞台は横浜みなとみらいです。各作品でストーリーは独立しているので、上野版を知らなくても問題ありません。

JR桜木町駅をスタートに、みなとみらい・赤レンガ倉庫・山下公園・中華街方面まで広がるエリアを、白い猫「ミナト」と一緒に歩き回ります。

タイトルの「港の嘘と記憶の錨」という言葉が示すように、横浜の街に潜む「嘘」を見破り、記憶と謎を解き明かしていく物語です。


ミナトとの出会い——桜木町から旅が始まる

旅のパートナーは、しゃべる白い猫

登場するのは「ミナト」という名の白い猫。横浜の街に150年以上暮らす「ニャオヨロズ」の神、という設定です。

人々の苛立ちが生み出す魔物「ケダマ」が横浜の街を侵食しているので、力を貸してほしい——そんな依頼から旅が始まります。

最初は「何か怪しい…」と思っていたのに、気づいたらすっかりミナトのペースに巻き込まれていました。

歩きながら自然に会話が積み重なっていくので、だんだん「ミナトと一緒に横浜を歩いている」という感覚が強くなってきます。

どこか気になってしまうキャラクター

ミナトはちょっと横柄な態度を取りつつも、時折さりげない優しさを見せるキャラクターで、街の歴史を語る時だけ少し表情が柔らかくなる。そういう積み重ねが愛着になっていきます。

「怪しい猫の依頼を引き受けてしまった」という感覚で進んでいたはずが、いつの間にかミナトのことが気になっている——そんなCatripの世界観の作り方がうまいと思います。


「嘘」を見破りながら街を歩く

プレイを通じて一貫しているのが「嘘」というテーマです。

横浜の街に関する記憶を「嘘」に書き換える魔物が登場するのですが、街のあちこちで起きている「おかしな出来事」に気づき、その嘘を見抜いて謎解きに活かしています。

面白いのが「嘘」のテーマが謎解きの問題にも、街の雑学にも、ストーリーにも、何層にわたって絡んでいること。

表面だけ見ていると「横浜の街を歩きながら謎を解くゲーム」ですが、ひとつひとつの要素が「嘘」というキーワードでつながっていて、プレイが進むにつれて全体の構造がじわじわ見えてきます。

そしてこの「嘘」は、ストーリーにも深く絡んでいます。

序盤から積み重ねられてきた「嘘」の意味が、終盤でひとつひとつ明かされていく——その展開には、プレイを終えてしばらく経ってからじわじわと余韻が来るものがありました。


横浜の王道も、知らなかった横浜も

本編は全5章で構成されており、桜木町からスタートしてみなとみらい・馬車道・山下公園と、横浜の王道スポットを巡りながら物語が進んでいきます。

エクストラも含めると、かなり広いエリアを歩き回ることになります。

立ち寄りスポットは謎解きと絡んでいるので、歩くことに必然性がある。ただの観光ではなく、謎解きの主人公として街を歩く体験です。

謎解きがなければ気づかなかったスポットも

謎解きの途中に寄った赤レンガ倉庫では、今回初めて2階やバルコニーへ。

ステンドグラスの柱と鐘が並ぶテラスから横浜港を一望できる景色があって、謎解きがなければ知らないままだった場所でした。

旧横ギャラリーには、日本初の鉄道開通にゆかりある蒸気機関車が展示されていました。ここも全く知らなかった場所で、今回謎解きを通して訪れることができました。

他にも山下公園など、それぞれのスポットがストーリーや謎と絡んできます。謎解きのついでに個性的なお店に立ち寄るのも楽しく、観光としての充実度も高いです。

歩くうちに、横浜の歴史が自然に入ってくる

横浜を歩いていると、この街がいかに「日本初」を多く生んできた場所か、ということをあちこちで実感します。

開港以来の西洋文化との交差点として発展してきた横浜の歴史が、謎解きの中で自然に頭に入ってくる仕掛けになっています。

観光ガイドを読んで覚えるのではなく、街を歩きながら体感していく。Catripを終えた頃には、同じ景色でも歩き終えた後では見え方が少し変わっています。


謎解きの内容と難易度

「信じて解く」だけじゃない、このCatripの謎

謎解きの内容は、王道的なパズル系からひらめき型まで多彩です。

特徴的なのが、前述した「嘘」をテーマにした独特の仕掛けが随所にあること。

普通の謎解きは「書いてあることを信じて解く」ものですが、今作では「これは本当のことなのか、嘘なのか」を見極めながら解き進める問題が登場します。

他の謎解きではなかなか味わえない体験でした。

難易度と実際にかかった時間

序盤から中盤にかけてはある程度テンポよく進められますが、終盤はしっかり手ごたえがあります。

「あと一歩で解けそう」という感覚が続くので、詰まりながらも前に進みたくなる引きの強さがありました。

実際のプレイ時間としては、本編がランチ込みで約6時間、エクストラを2つ合わせて約2時間、合計8時間ほどの体験になりました(ランチや寄り道を挟んでいるので純粋な謎解き時間はその分短くなります)。

公式の目安は本編3〜5時間・エクストラ各30〜45分なので、どのくらい寄り道するかで大きく変わります。

ヒントを上手に使おう

ぜひ自力で粘ってほしいのですが、時間や体力と相談しながらヒントを使うのが現実的です。

ヒントはLINE上でミナトがステップごとに提示してくれる形式なので、全部見なくても「ここまでだけ見る」という使い方ができます。


ミナトと一緒に写真が撮れる、アナログARシート

キットには「アナログARシート」という透明なシートが入っています。これを景色にかざして写真を撮ると、ミナトが現実の景色の中に存在しているように見える、という仕掛けです。

みなとみらいは写真を撮りたくなるスポットが多い街。アナログARシートのおかげで、「ここでミナトと一緒に写真を撮った」という記憶が道中に積み重なっていきます。

一人プレイでも「誰かと旅してる」ような感覚が生まれるのが面白いですね。

詳しいことはネタバレになるので言えませんが、細かい描写の積み重ねが、気づいたらミナトへの愛着になっていく。アナログARシートは、ミナトとの距離を縮める仕掛けとしてうまく機能していました。


クーポンでグルメもお得に楽しめる

前作『Catrip上野』でも好評だった「ナゾトク旅」のクーポン特典は、今作でも健在です。謎解きを進めると「御猫印」とともに飲食店や店舗で使えるクーポンが獲得できます。

私はランチに桜木町の「二代目ぐるめ亭」でお寿司をいただき、クーポンで10%オフに。

みなとみらいエリアには飲食店・カフェが充実しているので、休憩がてらうまく活用するのがおすすめです。

謎解きしながらお得にグルメも楽しめる——ただ謎を解くだけじゃなく、横浜を満喫する1日のコンテンツとして設計されているのがよくわかります。


本編クリア後もまだ続くエクストラ編

本編とはひと味違う、もう一つの横浜

本編クリア後にはエクストラが2つあります。本編とは違うエリアをミナトとともに周遊するスタイルで、街の各所に残るスポットが謎の手がかりになる仕掛けがあります。

本編のストーリーが一段落した後に始まるエクストラですが、ミナトとの旅が終わったわけではありません。本編とはまた方向性の違う謎解きが待っており、横浜の別の顔を見ながら解き進める体験はこちらも充実していました。

エクストラはそれぞれ30〜45分が目安で、合わせて1〜1.5時間ほどの追加ボリュームになります。

エクストラも周遊しながら解くスタイルなので、途中でカフェや公園などを上手に活用しながら進めるのがおすすめです。


一人でも、誰かとでも楽しめる

一人で来ると、ミナトとの旅に集中できる

今回は一人でプレイしましたが、一人プレイの大きな魅力はストーリーへ没入しやすいことです。一人でLINEの掛け合いを読み進めると、「自分がその物語の主人公として横浜を歩いている」という感覚がより強くなります。

また、自分のペースで気になるスポットに立ち寄れる自由さも一人ならではです。

「ちょっとこのスポットを見ていきたい」「あのカフェで少し休もう」という判断も全部自分次第なので、自分だけの横浜の一日が作れます。

Catripのストーリー自体が一人の主人公とミナトの二人旅という形式なので、ソロプレイとの相性は良いと思います。

複数人で来ると、横浜の一日がもっと賑やかになる

一方で、グループで来ると謎を一緒に考えながら、ご飯や寄り道をワイワイ楽しめるのも魅力。

みなとみらいというエリアの性質上、食事・観光・謎解きをセットで楽しむ一日のコースとしてとても組みやすいので、カップルでのデートや友人グループでの旅行のメインコンテンツとしてもぴったりだと思います。

どちらのスタイルでも楽しめる懐の深さがあります。


参加前に知っておきたいこと

開始時刻はなるべく午前中に

エクストラまでやり切りたいなら、午前中のスタートが安心です。エクストラは本編クリア後に始まるため、スタートが遅いとエクストラまでたどり着けなくなる可能性があります。

なお公式の所要時間の目安は本編3〜5時間・エクストラ各30〜45分ですが、ランチや寄り道を挟めばもっとかかります。実際に私は食事や寄り道込みで丸一日の体験になりました。

「謎解きだけ」に絞れば時間を短縮することはできますが、みなとみらいを満喫しながら進むことをおすすめします。

天気と服装の準備を

みなとみらいは海沿いのエリアで、晴れていても午後から強い風が吹くことがあります。

当日の天気予報を事前に確認し、上着やウインドブレーカーを持参しておくと安心です。また屋外を長時間歩くため、夏場は熱中症対策も忘れずに。

終盤は座って解くのがおすすめ

終盤は難易度が上がります。立ったまま解こうとするより、カフェやベンチに座ってじっくり考えるのがおすすめです。

みなとみらいエリアには飲食店やカフェが多いので、休憩場所を探しながら進めるといいと思います。

スマホバッテリーに注意

LINEを長時間使い続けるのでバッテリー消耗が早いです。モバイルバッテリーを持参しておくと安心です。

雨の日の対応

コースの大部分は屋外を歩くため、雨天時はレインコートや折り畳み傘を持参するのがおすすめです。

謎解き自体はスマホとキットで進むので多少の雨でも続けられますが、強雨の場合はコンディションに合わせて無理をしないようにしましょう。


『Catrip横浜みなとみらい』の魅力まとめ

横浜観光と謎解きが一体になっている

定番スポットを巡りながら、街の歴史や文化が自然に頭に入ってくる設計になっています。

「謎を解きながら横浜のことが詳しくなる」という体験は、ガイドブックなどとはまた違う角度から横浜を知ることができます。

普段通り過ぎるだけだったスポットの背景など、Catripを通じて初めて気づく横浜の顔がたくさんあります。

「嘘」というテーマが多層的に機能している

謎解きの問題・街の雑学・ストーリーの展開、それぞれに「嘘」というキーワードが絡んでいます。

単なる観光謎解きではなく、テーマが一本筋として貫かれているので、プレイが進むにつれて「あの場面はそういう意味だったのか」という気づきが積み重なっていきます。

エンディングに向かうにつれてプレイ全体がつながっていく感覚は、このCatripならではだと思います。

キャラクターとの一体感がある

LINEを通じてミナトと会話しながら進むシステムは、単なるゲームの進行ではなく「一緒に旅している」という感覚を作り出します。

街の歴史を語る時だけ少し表情が柔らかくなるミナト、道中のさりげない一言、そういった積み重ねがいつの間にか愛着になっていて、エンディングを迎える頃には「長い旅をともにした」という感覚が生まれています。

本編クリアで終わらないボリューム感

本編だけでも十分なボリュームがありますが、さらにエクストラが2つあります。

本編とは別の角度から横浜の街を掘り下げるエクストラは、本編とはまたひと味違う楽しさがあり、やり切った時の達成感も格別です。

クーポン特典でグルメも楽しめるので、横浜を丸ごと満喫する一日のプランとしてそのまま成立します。


『Catrip横浜みなとみらい』はこんな人におすすめ!

謎解きをしっかり楽しみたい

本格的な謎解きをたっぷり楽しみたい人には、エクストラまで含めたボリュームと、「嘘を見抜く」という独自テーマが刺さると思います。

終盤の難易度は謎解き経験者でも唸るレベルです。ヒントもあるので初心者でも最後まで楽しめます。

横浜・みなとみらいに行きたい

横浜観光の予定がある方に、謎解きというもう一つの楽しみ方を提案できるのがCatripです。赤レンガ倉庫も山下公園も、Catripで訪れることで新しい発見が生まれます。

「どうせ横浜に来るならプラスαで楽しいことをしたい」という方にぴったりです。

何度か来たことがある方でも、謎解きを通じて初めて足を運ぶ場所や、知らなかった歴史に触れる場面があると思います。

カップル・友人グループに

みなとみらいエリアの食事・ショッピング・景色を楽しみながら謎解きもできる一日コースとして、デートや旅行に最適です。

一緒に謎を考えながら「わかった!」と盛り上がる体験は、旅の記憶として残りやすいです。

前作『Catrip上野』が好きだった

上野版を楽しんだ人なら、シリーズとして続けて遊ぶ楽しさがあります。


謎解きキットの購入と準備

参加が決まったら、まずキットの購入と事前準備を済ませておきましょう。謎解きキットは、桜木町駅周辺の取扱店舗またはオンラインで購入できます。

詳細は公式サイトの購入ページで確認できます。事前にオンライン購入しておくと当日スムーズです。

持ち物リスト

必須

  • スマートフォン(LINEアプリ必須)

  • 謎解きキット(ペグシル付き)

持っていくと良いもの

  • モバイルバッテリー(長時間LINEを使い続けるのでバッテリーの消耗に注意)

  • 上着やウインドブレーカー(みなとみらいは海沿いで特に午後から風が強くなりやすい)

  • 歩きやすい靴(桜木町〜中華街まで広いエリアを歩く)

JRE Walletを事前に設定しておこう

クーポンの使用にはJRE WalletアプリとCatrip LINEの連携が必要です。プレイ当日に慌てないよう、事前にアプリをインストールしておくのがおすすめです。

JRE WalletはJR東日本が提供する無料アプリで、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。

当日ではなく自宅でLINEを友達追加した際にあわせて設定しておくと、道中でスムーズにクーポンを活用できます。


『Catrip横浜みなとみらい』を体験してみて

謎解きイベントとしても、横浜の街歩きとしても、どちらも満足できる一日でした。「嘘」というテーマが最後まで一貫していて、エンディングで全部つながった時の気持ちよさは格別です。

そしてなにより、ミナトというキャラクターが良かったです。最初はどこか不思議で距離感のある存在が、街を一緒に歩くうちに少しずつ表情を見せていく。

エンディングはすべての「嘘」の意味がつながっていく展開で、後味のいい余韻が残りました。

「謎解きもしたいし、みなとみらいも満喫したい」そんな欲張りな一日を叶えてくれる、おすすめの謎解きイベントです。

横浜観光の予定がある方は、ぜひCatripを軸に一日組んでみてください。謎を解き終えた後の横浜の見え方が、きっと変わっているはずです!

公式サイト:https://www.jp.square-enix.com/catrip/

ナゾヒロバ:https://nazohiroba.com/mysteries/9LXgdBCFnFh9hrFNpq9GcX



まずは無料版から試してみたい方へ

本編に興味はあるけどまず試してみたい、という方には無料版のミニ謎解きもあります。

「CIAL桜木町で犯人を捜せ!」powered by『Catrip横浜みなとみらい』は、CIAL桜木町内を舞台にした周遊型謎解きイベントで、所要時間は30分から。

完全無料で参加でき、初心者や親子でも楽しめる内容です(開催は2026年6月30日まで)。Catripの世界観を手軽に体験したい方や、本編の前にウォーミングアップしたい方にぴったりです。

ナゾヒロバ(無料版):https://nazohiroba.com/mysteries/w1FbZDoAZFk2cpfC2lwd0F


前作『Catrip上野』もあわせてどうぞ

今作に先駆けてリリースされた第1弾『Catrip上野』も現在開催中です。

舞台は上野公園周辺で、本格的な謎解きと上野の街の新しい魅力を発見できる謎解きイベントです。

みなとみらい版と上野版ではまた違ったテイストなので、両方プレイして比べてみるのも面白いと思います。

上野版の体験記:https://nazohiroba.com/columns/catrip-ueno

ナゾヒロバ(上野版):https://nazohiroba.com/mysteries/yLjed5cNiBPwurUKsEOuyA


※ 本記事はスクウェア・エニックスの依頼により制作されたPR記事です。体験は実際に行っており、記載内容は筆者の率直な感想に基づいています。