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『WEST CODE第六弾 見知らぬ絵日記と約束の列車』とは
『WEST CODE第六弾 見知らぬ絵日記と約束の列車』とは、西武線沿線を舞台にしたタカラッシュ!制作のリアル宝探しです。
実際に西武線沿線に乗って駅周辺を散策しながら謎を解いていきます。開催期間は2024年4月26日(金)から2024年9月16日(月・祝)までです。
WEST CODEシリーズは、2019年より毎年開催されており、参加者の増加や満足度が高いことから、今回第六弾が開催されています。
謎解きキットは、一部駅を除く西武鉄道各駅で配布されており、無料で入手することができます。または、以下のページから無料ダウンロードすることができます。
イベント開催期間中は『WEST CODE 西武線謎解き1日おでかけきっぷ』大人1,000円、小児500円(税込)が発売されており、一部区間を除き、西武線を1日乗り降り自由で楽しめます。
以下、『WEST CODE第六弾 見知らぬ絵日記と約束の列車』のあらすじです。
子供の頃に描いた絵日記を開くと、懐かしい記憶がふわりとよみがえる。 しかしある1冊からは、まるで記憶に穴が空いたように、何も思い出せなかった。
それを見つけたのは、引越し荷物の段ボールの中だ。 というのも僕はこの春から、大学進学を機に一人暮らしを始めたのだ。 新生活は楽しかったけれど、慣れないことばかり。 バタバタしているうちに大学も始まってしまい、たくさんの段ボールが荷解きされないまま部屋の隅に積み上がっていた。 これじゃいけないと荷解きを再開したところで、あの絵日記を見つけたんだ。
絵日記は数冊あるのに、この1冊だけまったく記憶がない。 外見に変わったところはない。ノートの種類も他と同じだし。 裏に「ソラ」と名前が書いてあるのも一緒。 ただ、思い出すことができない。
手がかりを探してページをめくると、最後のページにこんな一文があった。 「約束。10年後、いつもの列車で」
当時の僕に、何があったんだろう。 現在の僕は、何を忘れてしまったんだろう。 僕は絵日記を片手に、失った記憶と約束の列車を見つける旅に出た。
公式:https://huntersvillage.jp/quest/westcode06
『WEST CODE第六弾 見知らぬ絵日記と約束の列車』に参加してみて
難易度:★★★★☆
所要時間:6時間30分(お昼、休憩含む)
料金:参加無料 ※ WEST CODE 西武線謎解き1日おでかけきっぷ購入で実質1,000円(税込)
ジャンル:リアル宝探し
備考:獲得ハンターポイント 12ポイント
休日の午前10時頃からスタートし、全て解き終わったのが16時半頃でした。その間に食事や寄り道もしたので、実際に謎解き・移動をしていたのは5時間ほどだったかと思います。
電車での移動は思っていたよりは多くなかったですが、駅周辺での探索が結構あり、終わった頃にはへとへとになっていました。
内容はあらすじにある通り、主人公の僕が失った記憶と約束の列車を見つけるために旅に出るという始まりで、謎解き・ストーリー共に楽しむことができました。
駅周辺を散歩したりご飯を食べたりなどする、丸一日楽しめるコンテンツとなっていると思います。
無料でこのクオリティとボリュームにとても満足し、最後まで楽しくプレイすることができました。
難易度は後半に関してはやや高めで、特に終盤の謎解きはやりごたえがありました。特徴や難易度については後ほど詳述します。
西武線沿線ならではの謎解きとストーリー
全体的な構成として、西武線沿線を探索するパートとじっくり謎解きをする思考パートの2つがあり、交互に上手く組み合わさっていました。
西武線沿線での謎解きということで、実際に主人公の行動とともに西武線沿線の様々な駅を訪れます。
ストーリーに合わせて電車に乗って移動するため、定番スポットや知られざるスポットなど西武線沿線の魅力を知ることができました。
また、後半の思考力が求められる謎解きパートでは、近くのカフェで腰を据えてじっくり取り組むことができ、謎解きも存分に楽しめる作品となっていました。
少しづつ謎が解き明かされていき、終わった後には爽快感と達成感を味わうことができました。
西武線沿線巡りと並行して謎解きが行われるため、西武線を満喫できる謎解きに仕上がっていると思います。
『WEST CODE第六弾 見知らぬ絵日記と約束の列車』の難易度
全体的に一般的な謎解き・周遊型謎解きと比べてやや難易度は高めのように感じました。
中盤まではそこまで難易度は高くないのですが、特に終盤の謎解きに関しては、謎解きをやり慣れてる方でも苦戦しそうだなと思いました。
ひらめきが必要な問題であるのですが、思考力や推理力も求められるため、じっくり考えて解く必要がありそうです。
終盤の謎解きは、今までのストーリーや条件などを踏まえて解く必要があり、結構時間を使いました。
人によっては、次にどうすれば良いのかが分からなくなってしまうことが想定されるため、そういった場合はヒントページなどを活用すると良いでしょう。
最後はカフェなどの机や広いスペースなどの落ち着ける環境で解くのがおすすめです。
『WEST CODE第六弾 見知らぬ絵日記と約束の列車』に参加する前に知っておくと良いこと
鉛筆を事前に用意
参加冊子にはペグシルなどは付いてないため、書くものなどは事前に準備しておくと良いでしょう。
また、色んなスポットを移動し、立ったまま参加冊子に記入することが多かったので、クリップボードがあると記入しやすくなると思います。
午前中から始めるのがおすすめ
西武線沿線でご飯を食べたり観光したりする時間を考えると、午前中からスタートすると良いでしょう。
観光等含めて6-7時間くらいで見積もると、日没後の夜になってからだと探索が困難になるため、お昼前までには始めると良さそうです。
スマホの充電に注意
宝箱を見つけ発見報告をするためには、スマホなどのインターネットに接続した端末が必要となります。
また、いくつかのスポットを移動する際にGoogleマップなどを活用することがあり、思ったより充電の減りが早かったため、充電切れには注意しましょう。
まとめ
西武線の駅や周辺を生かした上で、謎解きを堪能することができ、作品としてもノスタルジックなストーリーとしてうまく仕上がっているように感じました。
謎解きの問題もちょうどよく、ヒントページも用意されており、初心者の方も謎解きが得意な方も満足できる内容かと思いました。
西武線沿線を散歩するのも楽しく、謎解きを通して充実した体験になると思いますので、ぜひ次の休日に参加してみてはいかがでしょうか?