ある日のこと、私はなんとも不思議な格好をした判事にぶつかった。
いや、あの法服は…？　そうだ！　100年前の法廷の判事とそっくりだ！！
では、この判事は100年前の世界からやってきたというのか？
よく話を聞いてみると、やはり、100年前、この建物が建ったばかりのころに、ここで判事をしていたという。
そして、判事が握りしめていた黒革の手帳に隠されたヒミツの暗号…